施設内広告

サイネージ広告とは?料金相場からメリットデメリット・活用方法まで解説

「サイネージ広告を出稿するとどんなメリットや効果があるの?」
「サイネージ広告の費用はどれくらい?」

最近、駅やオフィス、公共施設などさまざまな場所で見かけることが多い広告といえばサイネージ広告です。

動画や音楽によってついつい目が引き寄せられてしまうという人も多いサイネージ広告は、多くの情報をタイムリーかつ効果的に発信できると多くの企業から高い注目を集めている広告手法の1つです。

そこでこの記事では、サイネージ広告の概要からメリット・デメリットに加え、活用方法や費用相場を解説します。サイネージ広告の出稿を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

目次

1. サイネージ広告とは?

サイネージ(Signage ”sign”:サインや看板 + ”age”:集合)広告とは、液晶ディスプレイ(通称LCD)やLEDディスプレイ、プロジェクターなどの電子的な映像表示装置(デジタルサイネージ)を使ってデジタルに広告配信する広告のことです。サイネージ広告は「デジタルサイネージ」「デジタル看板」「電子看板」とも呼ばれており、外出すれば屋外・店頭・公共空間・交通機関・マンションなどの様々な場所で目にしないことはないほど既に多くの場所で用いられています。

表示するコンテンツと発信先の相手によって異なりますが、サイネージ広告の利用目的は以下のものとなります。

サイネージ広告の主な目的

  • 広告配信
  • プロモーション
  • インフォメーション
  • スペースデザイン
  • 案内

実際、サイネージ広告の導入によって販売促進やブランディング、ユーザー満足度の向上など成功した例も数多くあります。

2. サイネージ広告の種類

サイネージ広告には大きく分けて4つの種類があります。

サイネージ広告の種類

  1. オフライン型(スタンドアロン型)
  2. オンライン型(クラウド活用型、ネットワーク型)
  3. 半オンライン型
  4. インタラクティブ型(タッチパネル型)

次に1つずつ特徴を解説していきます。

(1)オフライン型(スタンドアロン型)

オフライン型(スタンドアロン型)は、インターネットを利用せず、USBメモリやSDカードなどの記憶媒体に保存された広告(データ)を配信するサイネージ広告です。

広告を変えたい場合はデータの入れ替えが必要であるため、頻繁にコンテンツを変更しない広告配信に最適です。

(2)オンライン型(クラウド活用型、ネットワーク型)

オンライン型(クラウド活用型)は、インターネットを利用して広告の配信を行うサイネージ広告です。

常にインターネットを利用するため、配信日程や時間のスケジュール管理ができ、広告内容の変更もリアルタイムで可能となっています。昨今はネットワークの普及もあり、オンライン型が主流となっています。

(3)半オンライン型

半オンライン型は、オフライン型とオンライン型のハイブリットなサイネージ広告です。

オフラインで広告配信を行いつつ、広告内容の変更・更新をする場合のみオンラインに切り替えて操作することができます。オフライン型とオンライン型のそれぞれの良いとこどりをしたサイネージ広告といえます。

(4)インタラクティブ型(タッチパネル型)

インタラクティブ型(タッチパネル型)は、通常の機能に加えてタッチパネル機能やモーションセンサー機能などを搭載した双方向性のあるオンライン型のサイネージ広告です。

広告を見ている人がタッチパネルを操作してさらに商品やサービスの情報を引き出したり注文を行うことができます。駅やビルの道案内などのほか、飲食店やアパレルショップなど情報の双方性が求められるシーンによく利用されています

3. サイネージ広告の設置場所一覧

現在、動画や音楽など訴求力の高いサイネージ広告は私たちの身の回りで日常的に目にする広告の1つとなっています。具体的な設置場所の一覧を以下にまとめました。

サイネージ広告の設置場所

  • 交通
    • 駅構内
    • 電車内
    • タクシー
    • 路線バス・バス停
    • 高速バス
    • 高速道路SA、PA
    • 空港
  • マンション
  • オフィス(エレベーター、喫煙所)
  • 大学キャンパス内
  • 小売店
    • スーパーマーケット
    • ドラッグストア
    • コンビニエンスストア
    • 家電量販店
  • サービス施設
    • 美容室・ネイルサロン
    • フィットネスジム
    • ゴルフ場
    • カラオケ・レジャー施設
  • そのほか
    • 教習所
    • クリニック・調剤薬局
    • 公共施設など

交通広告だけでなく、日常生活の中で利用する小売店やサービス施設、病院や公共施設、オフィス内など、ありとあらゆる場所でサイネージ広告が掲出されています。

4. サイネージ広告の課金形態・広告枠の買い方

次に、サイネージ広告の課金形態と広告枠の買い方について解説します。サイネージ広告は、課金形態や広告枠の買い方もそれぞれ2通りあります。

(1)サイネージ広告の課金形態

サイネージ広告の課金形態は2種類あります。

サイネージ広告の課金形態

  • 放映期間に対して課金
  • 放映単価が定まっており、実際の放映回数に応じて課金

いずれも放映時間(15秒間など、1回の放映秒数を指す)や放映頻度(1時間に4回放映など)、放映期間(1週間や1ヶ月など)を設定するという観点では違いはありません。

前者は、大型ビジョンなど、期間内の放映回数がおおよそ決まっているもので利用されており、より基本的な課金形態とも言えます。放映回数保障が設定されていることが多いです。

放映回数保障とは

放映期間内に、放映頻度等から算出された一定回数以上の放映を行うことを請け負うこと

後者は、店舗内やクリニック内などのネットワーク型の媒体で多く用いられている課金形態です。営業時間や休日が異なる店舗をまたがって放映しても公平に課金を行うための方法です。ただし、 全店で同時刻からから放映されるといった放映タイミングの同期は保証されていません。

ネットワークとは

複数箇所(全国や関東エリア全店など)に設置されたサイネージでまとめて放映することを指します。

(2)サイネージ広告枠の買い方

サイネージ広告枠も2種類の買い方があります。

サイネージ広告枠の買い方

  • 複数設定されている広告枠(15秒枠・30秒枠など)
  • ロールジャック(1社買い切り)

媒体によってどちらの方式か決まっているものもありますが、選択できるものもあります。

同じ媒体であっても、ロールジャックは4ヶ月前から、単枠は3ヶ月前から申し込み可能など広告枠によって申し込み時期が異なります。多くの場合、ロールジャックのみ申し込み時期が早めに設定されているため、早期の相談が必須です。

5. サイネージ広告のメリット5つ

伝えたい情報やユーザーの欲しい情報をタイムリーに発信できるサイネージ広告のメリットを解説します。

サイネージ広告のメリット5つ

  1. 情報量・情報伝達効果・表現力が高く注目を集めやすい
  2. 意匠の変更が可能なものが多い・切り替えが早い
  3. 曜日、時間帯、放映ロールごとに広告内容を変更できる
  4. 多様なシーンで多様なターゲティングが可能
  5. 相対的にコストが低い

サイネージ広告は数ある広告の中でもメリットの多い広告手法です。

メリット1. 情報量・情報伝達効果・表現力が高く注目を集めやすい

サイネージ広告の1つ目のメリットは、情報量・情報伝達効果・表現力が高く、視覚と聴覚の両方に訴求して注目を集めやすいことです。

サイネージ広告は、紙を使った広告と比べて視認性が高く、動画や音を使って多くの情報を掲載できます。より高いアピール力をもった宣伝ができるため、人々の目に留まりやすく広く商品やサービス、情報を認知してもらいやすいメリットがあります。特に人は動くものに注目する習性があるため、動画の広告を掲載できるサイネージ広告ならどの場所への出稿であっても高い訴求力が期待できます。

さらにサイネージ横にフライヤーやサンプリングを設置すれば、興味を持った人にピンポイントでアピールが可能となり、商品への理解をもっと深めてもらうことも可能です。

他にも、ディスプレイに映像を映すサイネージ広告は、表示部分が明るいため車内や夜間など暗く視界が悪い場所や夜間でも見やすい広告を掲出することができます

メリット2. 意匠の変更が可能なものが多い・切り替えが早い

サイネージ広告の2つ目のメリットは、掲載期間中に意匠の変更が可能なものが多いことです。

また、掲載の切り替えが早いこともメリットです。看板やポスターなどの紙媒体の広告では、差し替えのための手間や時間が必要ですが、サイネージ広告の場合は、媒体の場所に行く必要が無いので、掲載の切り替えが早いです。

ただし、規定のタイミング(週1回など)以外のタイミングでの意匠変更には人件費がかかることが多いので注意が必要です。

メリット3. 曜日、時間帯、放映ロールごとに広告内容を変更できる

他にも、サイネージ広告は曜日、時間帯、放映ロールごとに広告内容を変更できることも大きなメリットの一つです。

これは、媒体によって有料オプションの場合もあれば無料対応の場合もあり、一部メディアでは不可な場合もあり、また放映ロールごとの変更のみ可などもあるので、検討する放映パターンが可能かどうかは事前に問い合わせして確認しましょう。

連続する複数面で同時放映するもの(ターミナル駅での柱面サイネージや電車内サイネージなど)は、面ごとに放映内容を指定できるオプションを選択できることもあります。

メリット4. 多様なシーンで多様なターゲティングが可能

サイネージ広告の4つ目のメリットは、多様なシーンで多様なターゲティングが可能であることです。

サイネージ広告は電車や駅といった公共交通の場から、タクシーやオフィスビル、小売店やサービス施設など、あらゆるシーンに大小様々な形式のものが設置されています。そのため、自社商材のターゲットに効果的に訴求可能な媒体を、多くの選択肢の中から選択することができます。

ポスティング不可のマンションで動画を放映したり、小売店店頭での広告訴求により店内での購買活動を促すなど、シーンに合わせた活用方法が様々考えられることも大きなメリットの1つです。

メリット5. 相対的にコストが低い

サイネージ広告の5つ目のメリットは、相対的にコストが低いことです。サイネージ広告は、ポスターや看板などの広告と比べると、初期費用(制作施工費)や掲出費が比較的低く抑えられます。

また、エリアや店舗特性に合わせてカスタマイズ配信ができるものもあり、無駄のない広告を展開することができる上に、掲載や撤去に関する人件費も不要であるため、相対的に広告宣伝に掛ける費用を抑えてコストパフォーマンスの良い宣伝ができる広告手法です。

6. サイネージ広告のデメリット2つ

視認性が高く、見た人に発信内容を強く印象付けることで宣伝効果アップも期待できるなどメリットの多いサイネージ広告ですが、デメリットもあります。

サイネージ広告のデメリット2つ

  1. 電子機器のため故障時には表示されなくなる
  2. ロール長と滞留時間の制約がある

次に1つずつみていきましょう。

デメリット1. 電子機器のため故障時には表示されなくなる

サイネージ広告の1つ目のデメリットは、電子機器のため故障時には表示されなくなることです。サイネージ広告は電子機器を使った広告方法であるため、万が一、機器や回線にトラブルが起こると希望の期間に放映できないリスクがあります。

そんなトラブルは多くはありませんが、もしもの時のために放映保証やトラブル時の代替放映など、申込時にあらかじめ確認しておきましょう。

デメリット2. ロール長と滞留時間の制約がある

サイネージ広告の2つ目のデメリットは、ロール長と滞留時間の制約がある点です。広告枠を丸ごと買い切るロールジャックでなく、時間による広告の場合は自社の広告が放映される時間が限られます。

その場合、人々の滞留時間が短い場所では広告を見てもらえないケースも出てくるため、サイネージ広告を出稿する際には、単なる通行者数ではなく実態となるリーチ数を考えて出稿しましょう。

7. サイネージ広告の活用方法3選

サイネージ広告の活用方法を紹介します。

サイネージ広告の活用方法

  1. 場所・利用者に合わせて特定のターゲットへ展開
  2. 小売店での販売促進
  3. 病院や薬局、銀行など待ち時間の多い場所での展開

訴求効果抜群のサイネージ広告は、広告を掲出する場所やタイミングやシーンを工夫するだけで、飛躍的に広告宣伝効果を高めることが可能です。

活用方法1. 場所・利用者に合わせて特定のターゲットへ展開

サイネージ広告の1つ目の活用方法は、場所・利用者に合わせて特定のターゲットへ展開する方法です。サイネージ広告は、数ある広告の中でも訴求力が高く、特定のターゲットへの展開がしやすい広告の1つです。

広告を掲出する場所を利用する層に合わせた広告を出稿することで大きな広告宣伝効果が期待できます。

具体的なターゲットへの展開例

  • ポスティング禁止の高所得者層向けマンション内のエントランスやエレベーターで高所得者層に訴求
  • オフィスの喫煙所で休憩中のビジネスマンに訴求
  • 商業施設等の授乳室やベビー休憩所でママ世代に訴求
  • 自動車教習所や大学キャンパスで学生に訴求

例えば、授乳室やベビー休憩所はパパママ世代の利用率がほぼ100%であるため、おむつやベビーウェアや粉ミルクなどのベビーグッズ、ママ向けサプリや育毛剤や学資保険など、関心が高い商品やサービスを紹介することで、無駄のない広告訴求が可能となります。

活用方法2. 小売店での販売促進

サイネージ広告の2つ目の活用方法は、小売店での販売促進です。例えば、新製品の販売店舗(ドラッグストアやスーパーなど)にあるサイネージを使ってPRすることで、スムーズに購入へとつなげやすくなります。

他にも、サイネージ広告と合わせてサンプルを設置するのも広告の商品やサービスへの興味を高める上で効果的です。

活用方法3. 病院や薬局、銀行など待ち時間の多い場所での展開

サイネージ広告の3つ目の活用方法は、病院や薬局、銀行など待ち時間の多い場所で展開する方法です。

順番待ちの状況で広告を展開することで自然と人の目に入りやすくなり、多くの人へのリーチが可能となります。

8. サイネージ広告の費用相場

サイネージ広告は、広告サイズや静止画・動画、広告の種類、設置場所、期間など様々な要因で変動します。次にどれくらいの費用になるのか、オーマッチでのサイネージ広告の例を紹介します。

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掲出場所の自由度の高いサイネージ広告は発信先の選択肢が広がるため、より多くのターゲットに向けて効果的に広告宣伝を展開することが可能です。

ただし、掲出費用はそれぞれ異なるので事前に十分に確認しておきましょう。

9. サイネージ広告のリードタイム

媒体によって細かい点は異なりますが、サイネージ広告に掲出する際は掲出開始の6週間前を目安に広告プランナーへ問い合わせましょう。空き状況の確認、デザインの提出・審査、最終広告物の納品やお支払いを経て、掲出開始となります。

放映する動画が完成していない場合などは、さらに2週間ほど猶予を持って相談できると安心です。

10. サイネージ広告の審査基準

サイネージ広告には審査規定が定められており、以下の項目に該当する広告は掲出できません。あらかじめチェックしておきましょう。

サイネージ広告で掲出できない広告

  • 公序良俗に反するもの、通行者や公衆に不快の念を与えるもの、社会通念上掲出できないと認められているもの。
  • その他、媒体社が不適当と認めるもの。

さらに、法令やガイドラインに照らして問題ないかどうかチェックもされます。

例えば、関東交通広告協議会では、以下の点が審査されます。

関東交通広告協議会の広告掲出審査判断基準の基本

  • 消費者保護の点で適切な内容か
  • 児童及び青少年保護の点で適切か
  • 公共の交通機関として適切か
  • 公正競争規約に照合して適切か各種法律の照合して適切か
  • その他社会的に適切か

多くの人の目に留まる広告は消費者(購入者、利用者等)に対する情報の提供であるため、適切かつ節度を持ったものでならなければならないとの前提のもとでクリエイティブの審査が行われます。

サイネージ広告を出稿する際は、審査時にクリエイティブの承認をスムーズに受けられるように上記の点に気を付けましょう

サイネージ広告でアピール力抜群の広告を

情報の伝達手段が文字や写真に限られる紙媒体の広告と比べて、動画や音声なども使って多くの情報量を伝えられるサイネージ広告は、ターゲットへの訴求効果が抜群の広告手法です。

駅構内や電車内に掲出する交通広告、商業施設の外壁面に設置される屋外広告、スーパー・コンビニなどの小売店内に設置される店内広告などあらゆる場所に設置できる上に、新商品やセール情報やトレンド商品の情報など新鮮さが命の情報も手早く届けることができるため、集客効果が高いことも魅力です。

このように効果的な広告宣伝を行うためにサイネージ広告は最も有効な方法の1つといえますが、さらに広告による十分な結果を出すには正しい場所や方法の選定が不可欠です。

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