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羽田空港で掲出できる空港広告一覧|費用相場や広告審査基準を解説

「羽田空港への空港広告を掲出するメリットとは?」
「羽田空港へ広告を掲出する場合は、どの程度の予算が必要?」

羽田空港は日本で一番旅客者数が多い空港であり、効果的に空港利用者に対して訴求できる広告媒体が多数あります。しかし初めて空港広告を検討している企業の方は、広告の種類やリーチできる人の属性、費用についてわからないことも多いですよね。

この記事では羽田空港の利用者数や属性、羽田空港に掲出できる空港広告の種類、掲出メリットとデメリット、費用相場やリードタイム、審査基準について解説します。

最後まで読めば羽田空港への広告掲出の概要がわかり、どの方法で広告を掲出するか決められるようになります。

1. 羽田空港の利用者数や属性

羽田空港の利用者数や属性について解説します。

(1)羽田空港の利用者は年間5,981万人!

羽田空港は令和4年度で国内外合わせて5,981万人以上が利用しています。(参照:国土交通局 管内空港の利用状況 令和4年度集計

羽田空港の利用者数は日本で第一位であり、また世界的に見ても第5位の利用客数が多い空港です。羽田空港への空港広告の掲出により、国内外の多くの人へリーチできます。

なお、コロナ前の2019年の羽田空港の利用者数は、約8,550万人となっています。

(2)羽田空港利用者の半数がビジネス利用!

全日空商事株式会社が公開している「Airport Dynamic Ad Vision」によると、羽田空港の第2ターミナル利用客の49%がビジネス利用、観光目的での利用者が27%を占めています。

また、利用者の56%が男性であり、年代のボリュームゾーンは40〜50代で、出張目的のビジネスパーソンの利用者が多いです。

(3)45%以上が年収1,000万円以上

羽田空港利用者に限りませんが、ANA便を利用した旅行者の45%以上は世帯年収が1,000万円以上というデータもあり、空港は経済的に余裕がある人が多いスポットでもあります。

2. 羽田空港に掲出できる広告8種類と特徴

羽田空港に掲出できる広告8種類とそれぞれの特徴について紹介します。空港広告の掲出を検討している方は、自社の商材にあった特徴を持つ広告を選びましょう。

羽田空港に掲出できる広告8種類と特徴

  1. デジタルサイネージ『Dynamic Ad Vision』
  2. 電照看板広告
  3. シート広告
  4. 空港スポット広告
  5. ボーディングブリッジ広告
  6. プッシュカート広告
  7. 空港直結駅広告
  8. 羽田空港リムジンバス広告

(1)デジタルサイネージ『Dynamic Ad Vision』

空港内の通路や搭乗待合ロビーに設置されたデジタルサイネージで、動画・静止画の広告配信が可能です。通過する人が多い場所に設置されているので、通りかかる人へ自社の製品や商品をアピールできます。

デジタルサイネージに動画を流すことで、旅行やビジネストリップへ向かう利用者の注目を集めやすく、自然な形で自社の存在やサービスへの認知を高められます。

デジタルサイネージの1つであるDynamic Ad Visionは、羽田空港に加えて中部・広島・松山・長崎・熊本・宮崎・鹿児島・那覇空港の9空港46台に設置されており、各空港ごとでの放映の他に、一括でのネットワーク放映も可能なメディアです。利用者の多い空港に効率的に広告を配信でき、広く自社認知を高める効果があります。またサイネージ上部にはカメラが取り付けられており、視認されたどうかや視認した人の属性を分析可能なため、自社広告の効果測定も可能です。

(2)電照看板広告

電照看板広告は、空港内に設置された大型の看板です。看板の内部から照明を当てる仕組みとなっており、通常のポスターよりも目立ちやすく、視認性が高いのが特徴です。

(3)シート広告

羽田空港の通路や搭乗手続きを行うロビーなどにある、大型のシート広告も掲出可能です。面積が大きい広告のため目立ちやすく、また人が集まる場所へ掲出できるため、より多くの乗客へアピールできます。

(4)空港スポット広告

空港スポット広告とは、エスカレーターや吊り下げバナー広告などの広告枠を指します。羽田空港内の複数エリアから、スポット広告の種類を選んで掲出できます。

人が通る場所へ大きなバナーなどを吊り下げて掲出するため目立ちやすく、エスカレーターに乗っている間に目に止まりやすい広告です。

(5)ボーディングブリッジ広告

空港ターミナルから飛行機の間のボーディングブリッジ内に掲出する広告を、ボーディングブリッジ広告と呼びます。

(6)プッシュカート広告

羽田空港で荷物を乗せて運搬するプッシュカートにも、広告を掲出できます。プッシュカートの3箇所に広告を掲出できるため、高い視認性がある点が特徴です。

プッシュカートを教えている本人に広告を見てもらえるのはもちろん、周囲を歩いている人の目に止まる可能性もあります。

(7)空港直結駅広告

空港直結駅広告とは、羽田空港直結駅に掲出できる駅広告の1つです。空港広告と親和性が高く、空港に到着する前から自社の製品やサービスをアピールできます。

空港へ向かう前に駅で電車を待っている間などの暇な時間に注視される可能性が高く、空港広告と合わせて掲出すれば数回目にする機会があり、反復性を高める効果もあります。

(8)羽田空港リムジンバス広告

羽田空港行きのリムジンバスに広告を掲出することも可能です。車体ラッピング広告やリムジンバスの座席に置かれている情報誌へ広告を掲出し、空港までの道中に読んでもらって自社の製品やサービスをアピールできます。

リムジンバス広告と羽田空港のDynami Adビジョンの組み合わせで、さらに自社認知を深めるなどの展開も可能です。

3. 羽田空港に広告を掲出するメリット5つ

羽田空港に広告を掲出するメリットを5つ紹介しますので、後ほど説明するデメリットと比較し、掲出判断の材料にしてください。

羽田空港に広告を掲出するメリット5つ

  1. 経済力がある利用者に対して宣伝できる
  2. 空港を利用する経営者・ビジネスパーソンへ効果的に訴求できる
  3. 旅行好きやインバウンドに訴求できる
  4. 旅行の高揚感での広告効果が期待できる
  5. 空港行きの交通機関にも出稿できる

羽田空港は利用客数自体が多く、また飛行機に搭乗して遠方へ行く経済力のある人への訴求が可能です。特に羽田空港の利用客は半数がビジネス利用で年代が40〜50代の男性であることから、決裁権限を持つ経営者やビジネスパーソンへの訴求ができます。

また3割は旅行や観光目的で羽田空港を利用していることから、観光客向けの店舗案内や商品に興味がある人向けのサービスとも相性が良いでしょう。旅行・観光目的の利用者は気持ちが高揚しているため、テンションが上がった状態で製品やサービスを目にすれば購買やもう仕込みにつながる可能性も高いです。

また空港内に限らず羽田空港直結駅・リムジンバス広告なども組み合わせれば、広告と利用客の接触回数を増やしてより広告への印象を強めることもできます。

その他の空港広告の種類やメリットについては以下の記事もご参照ください。

空港広告の種類・出稿費用相場とは?メリット・デメリット、審査基準も解説

4. 羽田空港に広告を掲出するデメリット:審査基準が厳しい

羽田空港に広告を掲出するデメリットは、審査基準が厳しいことです。空港のイメージを壊すような広告内容やサービスは掲出できません。また、これから飛行機に乗ろうとしている人に対して不安を与える表現やデザイン(火災シーンや墜落シーンなど)は、映画の告知であっても掲出ができません。

ただし羽田空港直結駅やリムジンバスの掲出であれば、空港内広告よりも審査基準が比較的緩めです。空港広告と同様に羽田空港利用者へ訴求できるので、交通広告もあわせて検討すると良いでしょう

5. 羽田空港での広告掲出の費用相場とリードタイム

羽田空港に広告を掲出する費用相場を、3つの種類に分けて解説します。実際の媒体も紹介しますので、広告掲出の参考にしてください。

羽田空港での広告掲出の費用相場とリードタイム

  1. DynamicAdビジョンの費用相場とリードタイム
  2. 羽田空港直結駅広告の費用相場とリードタイム
  3. 羽田空港行きリムジンバス広告の費用相場とリードタイム

(1)DynamicAdビジョンの費用相場とリードタイム

羽田空港のDynamic Adビジョンの掲出費用は、15秒動画を最大3分に1回放映するプランで1ヶ月180万円からです。長期掲出プランも選択可能で、その場合は半年間で972万円、1年間で1,512万円で掲出できます。

デジタルサイネージに搭載されたAIカメラで、利用者の通行数や視認した回数などを計測した結果レポートの共有も上記料金に含まれます。

また、Dynamic Adビジョンへの出稿を検討している場合、掲出開始日の7〜8週間前までを目安に広告プランナーへ問い合せましょう。デザインの審査や修正に時間がかかる可能性があるので、早めの問い合わせがおすすめです。

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(2)羽田空港直結駅広告の費用相場とリードタイム

羽田空港直結駅広告は種類によって費用相場が異なります。例えば、東京モノレール第1ターミナル駅のデジタルサイネージ広告の掲出は、1ヶ月60万円から可能です。またホーム柵のステッカーは1ヶ月65万円から、羽田空港第3ターミナル駅のバナー広告は1ヶ月80万円から掲出できます。

京急線の羽田空港第1・第2ターミナル駅のスカイボードは1ヶ月10万円から、フォトピラーは1ヶ月210万円から、ステーションビジョンは1週間100万円から掲出可能です。

羽田空港直結駅広告への出稿を検討している場合、掲出開始日の8週間前までを目安に広告プランナーへ問い合せましょう。フォトピラーなどの大きな媒体では、媒体運営社が現地に赴き、出稿可否を確認する必要があります。現地確認には2週間ほどのリードタイムが想定されるので、余裕をもって問い合わせるようにしましょう。

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(3)羽田空港行きリムジンバス広告の費用相場とリードタイム

エアポートリムジンの車内モニターへの掲出は、1ヶ月60万円からとなっています。またリムジンバスの車体ラッピング広告は1ヶ月125万円から、シートバック広告は半年間で1,250万円からです。

リムジンバス広告への出稿を検討している場合、掲出開始日の4ヶ月前までを目安に広告プランナーへ問い合せましょう。最近はリムジンバス広告への問い合わせが増えてきており、広告枠の競争が高まっています。先着で他の申し込みがあると販売終了となってしまうため、なるべく早めに問い合わせることをおすすめします。

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羽田空港への広告掲出で多くのユーザーへ宣伝を行いましょう

羽田空港は年間5,981万人以上の利用客を誇る、世界的にも利用者の多い空港です。羽田空港への広告掲出で国内外の利用客に対して、自社の製品やサービスをアピールできます。経済力があるビジネスパーソンや、旅行や観光で高揚している利用客への訴求で自社認知を向上させましょう。

ただし羽田空港の空港広告は掲出時の審査が厳しいため、羽田空港直結駅やリムジンバスへの広告掲出も検討するのがおすすめです。どのような広告を掲出すべきかわからない場合は、経験豊富な広告プランナーと相談して、審査や広告内容、また掲出方法について相談すると良いでしょう。

羽田空港への広告の掲出を検討している方は国内最大級の広告プラットフォームである『オーマッチ』にご相談ください。羽田空港への掲出アイデアや製作代行、また審査基準についてなど幅広い範囲でのサポートが可能です。羽田空港への広告掲出をご検討中の方は、ぜひ一度お問合せください。

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