「マイカー広告とは?具体的な掲出メリットは?」
「マイカー広告を掲出するには、どの程度の費用が必要?」
マイカー広告は車のリアガラスや側面にステッカーを貼って走行してもらうことで、自社の製品やサービスを自然に訴求できる新しい広告手法です。
この記事では、マイカー広告の概要や代表的なサービス3つ、掲出メリットとデメリット、費用相場を解説します。
この記事を読んでマイカー広告についての知識を深め、メリットを最大限にしたマイカー広告を掲出しましょう。
1. マイカー広告の概要
マイカー広告とは、車の窓などにステッカーを貼ってもらい、自社の宣伝をしてもらう新しい広告の手法です。またスポンサー側としては、ドライバーの新規獲得やロイヤリティ向上に役立ちます。
広告を貼る車のオーナー側には、ステッカーを貼って運転するだけで広告料が入るというメリットがあります。さらに企業が製品の応援ができることから、その企業や製品に思い入れがあるユーザーの「企業をサポートしたい」という気持ちを実現できる広告手法です。
2. マイカー広告の代表的なサービス3つ
マイカー広告は2018年あたりから日本でも普及し始めましたが、まだまだ新しい広告手法です。現在日本でマイカー広告を展開している代表的なサービスを3つ紹介します。マイカー広告とはどんなものか、仕組みやシステムを理解したうえで広告の掲出を検討しましょう。
- マイカースポンサー
- Cheer Drive(チアドライブ)
- WithDrive(ウィズドライブ)
(1)マイカースポンサー
『マイカースポンサー』は、株式会社マイクロウェーブが運営する広告主とマイカースポンサーになりたい車のオーナーをつなげるサービスです。マイカー提供者は専用アプリをダウンロードしたのち、ステッカーを車に貼って走行すれば広告料をもらえます。スポンサー側は、マイカー提供者を選定してからステッカーを納品し、広告を掲出する仕組みです。
『マイカースポンサー』では、ドライバーを細かく選出できる点が強みとなります。例えば、車のカラーや地域、ゴールドドライバーに絞った掲出、またドライバー誘引のためのステッカー店頭手渡しサービスやドライバーへのアンケートなど、広告主が利用できるサービスも多彩です。
(2)Cheer Drive(チアドライブ)
『Cheer Drive(チアドライブ)』は、株式会社チアドライブが運営するマイカー広告サービスです。ユーザーはアプリをダウンロード後、好きなキャンペーンに申し込みをしてステッカーを受け取り、車に貼ってドライブをして1pt=1円で換金できるポイントまたは特典を受け取る仕組みです。広告主はチアドライブ側と相談して広告の実施内容を検討後、ステッカーを納品してキャンペーンを展開できるなど、簡単に広告掲出できます。
ステッカータイプは2種類あり、車の両サイドとリアの3点に広告掲出できるプラン、リアウィンドウのみのプランから、好きなタイプを選択可能です。
(3)WithDrive(ウィズドライブ)
「WithDrice(ウィズドライブ)」は、株式会社Essenが提供するマイカー広告プラットフォームです。専用アプリをドライバーがダウンロードしてドライブすることで、報酬が発生する仕組みです。
GPSを利用してドライバーの走行データを共有するため、広告主はGPSと人口密度マップを組み合わせて、媒体に接触した人数を算出できます。また過去の実証データに基づく広告閲覧数の算出も可能です。効果測定しにくい点がデメリットとなるマイカー広告のデメリットを克服したサービスといえるでしょう。
車両後ろのリア広告やサイドに大きめの広告を掲出できるため、視認性が高く興味の有無に関係なく並走している車両や後方車両に自社宣伝を見てもらえます。また、デザイン入稿から約4週間で掲出可能と短期間で広告掲出できる点も特徴です。
3. マイカー広告のメリット2つ
マイカー広告は自社製品のファンが宣伝主になってくれるため、企業にとって新しい顧客とのつながり・コミュニケーションを作れる手段として導入する企業が増えています。またマイカー広告特有の視認性も高さもメリットです。後ほど紹介するデメリットと併せて、マイカー広告を掲出するか検討してみましょう。
- ドライバーの新規獲得・ロイヤリティ向上に役立つ
- リアガラスのステッカー広告は渋滞や信号待ちでの視認性が高い
メリット1. ドライバーの新規獲得・ロイヤリティ向上に役立つ
マイカー広告は自社製品を応援したい顧客やファンがマイカーを提供し、広告掲出する仕組みです。自社製品のファンは、自らが企業を応援できるという満足感を得られます。既存顧客のロイヤリティを高め、よりディープなファンになってくれる可能性もあるでしょう。また企業側がマイカーオーナーに対してクーポンなどを配布し、オーナーの来店を促すことで店舗サービスを利用してもらうなどの集客効果も得られます。
もちろん広告料目当てに応募してくる人も多いでしょうが、自社ステッカーで情報に触れるうちに新規顧客になってくれる可能性もあります。企業側からドライバーに対して、お礼のギフトなどを送ることで今まで自社製品やサービスに触れたことがなくともドライバーが来店し、自社のファンになってくれるかもしれません。
メリット2. リアガラスのステッカー広告は渋滞や信号待ちでの視認性が高い
マイカー広告は車後方のリアガラス、または車の側面に広告を掲出するタイプが多いです。そのため、渋滞や信号待ちで後方や横にいる車からの視認性が高いです。運転中も自然に目に入るだけでなく、信号待ちや渋滞に前方を見ているドライバーから注目され、広告内容を認知してもらえる可能性が高まります。
4. マイカー広告のデメリット2つ
マイカー広告は顧客ロイヤリティの向上や視認性の高さがメリットですが、反面デメリットもあります。デメリットの解決方法も併せて紹介するので、マイカー広告の掲出を検討するかどうかの判断材料にしてください。
- ドライバーの運転マナーによるブランディング低下のリスクがある
- 詳細なターゲティングができない
デメリット1. ドライバーの運転マナーによるブランディング低下のリスクがある
マイカー広告は、ドライバーの質によっては自社のブランディング低下のリスクがあります。例えば、煽り運転をするような人が自社ステッカーを走って走行した場合、質の悪いドライバーが応援している企業と認知されてしまうためです。
上記の問題を反映して『マイスポンサー』のように、ゴールド免許を持つドライバーのみに限定して掲出するなど、対策されているマイカー広告を選ぶと良いでしょう。
デメリット2. 詳細なターゲティングができない
マイカー広告は地域限定での広告掲出は可能ですが、性別の限定や職業を絞り込むなどのターゲティングができないものが多いです。そのため自社ターゲットに適した人だけにリーチすることはできません。
ただし地域を絞り込むことで、ローカルエリアの顧客への訴求が可能となるので、店舗誘導には適しています。
5. マイカー広告の掲出費用
マイカー広告の掲出費用は、最低料金30万円からです。
原則ステッカーは広告主が納入しますが、広告プランナーにステッカーの印刷まで依頼できます。例えば、シースルーステッカーで100×100(mm)の場合は26,000円、不透明のものは20,000円など、ステッカーの種類によって金額が異なるため、プランナーと相談して適切なサイズやデザインのステッカーを作りましょう。
新たな広告の形『マイカー広告』の掲出はオーマッチにご相談ください
マイカー広告は、自社のファンや顧客がマイカーに広告ステッカーを貼って街を走り、自然な形で訴求してくれる新しい広告の形です。ファンとの新しいコミュニケーションを形成し、顧客ロイヤリティを高める面でも有効な広告といえます。
ただしマイカー広告はドライバーの質によっては、ブランディングが傷つくリスクがあること、詳細なターゲティングが難しいなどのデメリットもあります。デメリットを回避して、費用対効果の高いマイカー広告を掲出するなら、プロの広告プランナーへの相談がおすすめです。
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