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窓上ポスター広告の特徴や掲出費用とは?審査基準と具体的な事例3つ

「窓上ポスターはどれくらいの期間掲出できる?費用はどれくらい?」
「窓上ポスターの掲出にデメリットはある?」

窓上ポスター広告とは、電車の窓上スペースにポスターを掲出する広告です。基本的に対象路線のすべての車両に1枚ずつ掲出でき、高い反復性がある点が魅力です。

この記事では窓上ポスター広告の概要や掲出のメリットとデメリット、掲出費用や審査基準、実際の事例を3つ紹介します。

最後まで読めば窓上ポスターの概要や掲出についての知識がつき、自社に合った方法で窓上ポスターを掲出できるようになります。

1. 窓上ポスター広告とは

窓上ポスター広告とは電車の窓上スペースに掲出するタイプの広告です。

(1)窓上ポスターは対象路線のすべての車両で1枚ずつ掲出

窓上ポスターは原則として、対象路線の全ての車両ごとに1枚ずつ掲出されます。例えば、山手線は1編成あたり11両で編成され、全52編成の車両数は合計572両となるため、572枚の窓上ポスターを掲出可能です。

車両と編成の違い

車両とは、連結部分で区切られた車体1台1台を意味します。一方で、編成とは車両を複数台連結させたものであり、電車は編成単位で運行します。例えば8両編成の電車とは、1編成あたり8台の車両が連結していることを意味します。

(2)窓上ポスターの掲出期間は2週間~1ヵ月!長期掲出向けの広告

窓上ポスターの掲出期間は2週間から1ヶ月がベースの、長期掲出向けの広告です。中吊りポスターが1週間程度がベースになっていることを考えると、長期的に自社広告を電車車両に掲出できます。

(3)窓上ポスターのサイズはB3の変形サイズが基本

窓上ポスター広告のサイズはインターサイズと呼ばれるB3の変形サイズが主流です。路線によってはポスター1枚ではなく、2連・4連の横長の広告枠も選択できます。

2. 窓上ポスター広告のメリット4つ

窓上ポスター広告を掲出するメリットを4つ紹介します。後ほどデメリットも解説しますので、広告を出稿する前にメリットとデメリットをよく検討してください。

窓上ポスター広告のメリット4つ

  1. 反復効果で認知形成できる
  2. 比較的コストが安い
  3. 路線の選択である程度のターゲティングができる
  4. 他の電車広告とのシナジー効果がある

メリット1. 反復効果で認知形成できる

窓上ポスターは2週間から1ヶ月がベースの長期契約が一般的で、長期間広告を掲出できます。そのため毎日列車を利用する人に対して、反復的に広告が視認され自然な形で記憶に残りやすいです。

ポスターを見た時にそのサービスや商品が気にならなくても、必要な時にポスターの内容を思い出して「あれを買ってみよう」と思う可能性があります。

メリット2. 比較的コストが安い

窓上ポスターは比較的コストが安く、掲出しやすい点もメリットです。例えば、JR中央・総武線で窓上ポスターを1週間掲出した場合のコストは、シングル枠で335,000円からです。一方で中吊り広告の場合は1週間で67万円必要となります。

同じ期間でも金額が2倍程度違うため、コストを抑えて電車広告を掲出したい場合は窓上ポスターがおすすめです。

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メリット3. 路線の選択である程度のターゲティングができる

電車広告は詳細なターゲティングが難しいといわれることがありますが、路線のデモグラフィックデータを利用すれば、路線ごとの利用者属性がわかります。例えば、銀座線や丸の内線はビジネスマンが多く、ゆりかもめは観光客向けであるなど、属性の絞り込みも可能です。

広告プランナーに相談すれば、自社の宣伝したい商品やサービスに合わせて、適切な路線選びからサポートしてもらえます。

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メリット4. 他の電車広告とのシナジー効果がある

窓上ポスターは、電車内の中吊り広告やドアガラスステッカーなどの他の電車広告とのシナジー効果があります。窓上ポスター単体ではなく、他の広告と組み合わせることでより乗客に対してのアピール力を高められる点がメリットです。

中吊り広告でインパクトのあるキャッチコピーを掲載して注意を引き、窓上ポスターで商品のビジュアルや詳細を伝えるなど組み合わせて掲出できます。

3. 窓上ポスター広告のデメリット2つ

窓上ポスター広告は反復効果の高さやコストの低さが魅力ですが、デメリットについても知っておきましょう。デメリットに対しての解決策も併せて解説します。

窓上ポスター広告のデメリット2つ

  1. 掲出位置によっては視認しにくい
  2. 納品形式が固定かつ現物納品が必要

デメリット1. 掲出位置によっては視認しにくい

窓上ポスターは車両内での掲出位置を選べないことも多いため、掲出位置によっては視認されにくく、せっかく掲出したポスターが人の目にあまり触れない可能性があります。

ただし掲出期間や料金プランによってある程度の掲出位置が定まっている場合もあるため、ポスターを掲出位置については事前に広告プランナーに相談しましょう。

デメリット2. 納品形式が固定かつ現物納品が必要

窓上ポスターは現品納品が基本で、納品サイズなども固定です。そのため規格に合わせたポスター作りや納品の手間がかかります

ただしポスターの制作や納品については、有償にはなりますが広告プランナーへ依頼することが可能です。広告出稿先の路線に合わせて、適切な納品形式で現物を作成してもらえるので、手間を省きたい方は相談しましょう。

4. 窓上ポスター広告のリードタイム

窓上ポスター広告への出稿を検討している場合、掲出開始日の4週間前までを目安に広告プランナーへ問い合せましょう。現物での納品が基本となるので、余裕をもって問い合わせるのがおすすめです。

(1)問い合わせ:4週間前

最新の空き状況がわかります。希望の日程で広告掲出が可能かを確認しましょう。

(2)デザインの提出・審査:3週間前

媒体社による広告内容の審査があります。広告内容がわかるデザインデータや資料を提出しましょう。

(3)申し込み:2週間前

正式に申し込みをして広告枠を確保しましょう。
広告枠は予約や仮押さえができず、先着の申し込みがあれば埋まってしまうので注意が必要です。また、申し込み後はキャンセルができないことにも留意しましょう。

(4)広告物の納品:10日前

媒体社指定の住所へ広告を現物送付します。
有料で印刷および納品を依頼することも可能です。その際は印刷用データを掲出日3週間前までに提出します。

(5)お支払い:1週間前

広告プランナーまたは媒体社から請求書が送付されます。
原則、前金のみとなります。

(6)掲出開始:当日

広告が掲出されます。

5. 窓上ポスター広告の審査基準

窓上ポスター広告には審査規定が定められており、以下の項目に該当する広告は掲出できません。あらかじめチェックしておきましょう。

窓上ポスター広告で掲出できない広告

公序良俗に反するもの、通行者や公衆に不快の念を与えるもの、社会通念上掲出できないと認められているもの。
その他、媒体社が不適当と認めるもの。

多くの人の目に留まる広告は消費者(購入者、利用者等)に対する情報の提供であるため、適切かつ節度を持ったものでならなければならないとの前提のもとでクリエイティブの審査が行われます。窓上ポスター広告を出稿する際は、審査時にクリエイティブの承認をスムーズに受けられるように上記の点に気を付けましょう

6. 窓上ポスターの活用事例3つ

SNSでも話題になった窓上ポスターの事例を3つ紹介します。どのようなポスターを掲出しているのか、また注目されやすいポイントを説明するので、参考にしましょう。

窓上ポスターの活用事例3つ

  1. 飲食店応援キャンペーンの窓上ポスター
  2. ジャムムの窓上ポスター
  3. アイドルマスターの窓上ポスター

(1)飲食店応援キャンペーンの窓上ポスター

札幌市は飲食店を応援するキャンペーンの一環として、窓上ポスターの広告料金を半額にする企画を実施しました。窓上ポスターの広告料を半額にするという告知を、路面電車の窓上部分に掲出しています。

多くの市民が利用する路面電車に掲出することで、飲食店関係者が目にして広告出稿を検討する可能性を高めています。また飲食店に通う常連が、広告を目にして店の人に伝えてくれる可能性もあるなど、地域の人に訴求するのに有効な広告です。

(2)ジャムムの窓上ポスター

ジャムから生まれた妖精『ジャムム』という謎のキャラクターが、東京メトロの窓上ポスターに突如出現、SNSでもかなり話題となりました。SNSで『ジャムム』を見かけた人がメトロでポスターを探し、さらに写真を拡散するなどバズの連鎖反応が起きています。

『ジャムム』はSNSで拡散されたことから知名度も上がり、運営会社にはグッズ販売やアニメ化の要望も届くようになりました。現在はキャラクターグッズやTシャツが販売されるなど、窓上ポスターをきっかけとして有名なキャラクターの仲間入りを果たしています

(3)アイドルマスターの窓上ポスター

人気アニメ『アイドルマスター』は、窓上ポスタージャックを実施した広告を掲出しています。15周年を記念した企画で、車内だけでなく車体ラッピング広告も利用したインパクトの強い広告です。

通常の窓上ポスターは、車両ごとに1枚ずつの掲出が基本ですが、車両ジャックでの掲出もできます。1枚ではインパクトがやや弱いという欠点を補い、アニメに興味がない人にも作品の存在を認識してもらえる事例です。

トレインジャック広告についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

【事例7選】トレインジャック広告とは?メリットや費用相場・審査基準

反復性が高い窓上ポスター広告で自社認知を高めましょう

窓上ポスターは毎日電車に乗る人に対して、高い反復効果が得られます。また費用も比較的安価で、路線選択によってターゲティングも可能です。

ただし掲出位置が選べないことが多かったり、ポスターの現物納品が必要など掲出の方法がやや難しいのがデメリットです。

初めて窓上ポスターを掲出する方は、経験豊富な広告プランナーに相談して適切な掲出位置や路線選択のアドバイスをもらったり、現物納品作業を代行してもらうと良いでしょう。

窓上ポスターの掲出を検討している方は国内最大級の広告プラットフォームである『オーマッチ』にご相談ください。窓上ポスターを掲出する路線選定や現物納品作業の代行についてのご相談・サポートも無料で承ります。窓上ポスターをご検討中の方は、ぜひ一度お問合せください。

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