広告種類

雑誌広告は効果あるの?メリットやデメリット・料金費用相場を解説

「雑誌広告はネット主流の今でも効果があるの?」
「雑誌広告を掲出するとしたら、どれくらいの費用が必要?」

近年は若者の紙媒体離れが進んでおり、雑誌発行部数自体は落ちています。そんな中で、雑誌広告を掲出するメリットについて疑問を持っている方も多いでしょう。

この記事では、有名雑誌の発行部数や広告効果に言及し、雑誌広告のメリットとデメリット、掲出費用相場を解説します。

最後まで読めば雑誌広告特有のメリットがわかり、自社業績アップにつながる雑誌広告を掲出できるようになります。

1. 有名雑誌の発行部数や広告効果

デジタルが主流となった現代で、まだ雑誌広告の効果があるか不安な方もいるはずです。そこでここからは、有名雑誌の発行部数や広告効果を解説します。

有名雑誌の発行部数や広告効果

  1. 主要雑誌の発行部数
  2. 雑誌広告の効果は以前高い

(1)主要雑誌の発行部数

主要な雑誌の発行部数は依然高く、まだ紙媒体の雑誌を購読している人は多くいることが調査でわかっています。一般社団法人 日本雑誌協会が公開している印刷証明付部数から、2023年7〜9月までの2ヶ月間の発行部数を調べてまとめました。

雑誌名発行部数
週刊文春455,375
女性セブン294,167
婦人公論143,500
ハルメク455,333
きょうの料理237,600
週刊少年ジャンプ1,160,833
週刊少年マガジン358,167
ビッグコミックオリジナル252,500

出典:印刷証明付部数|一般社団法人 日本雑誌協会

全体の雑誌発行部数はデジタル化の影響もあり下がっていますが、主要媒体では未だ上記程度の発行部数があるため、多くの人へ訴求できる広告手法といえるでしょう。

(2)雑誌広告の効果は以前高い

日本雑誌協会が実施した広告効果調査の結果からは、雑誌広告を目にした人は、高い確率で広告に興味関心を抱き、また雑誌に興味関心を抱いた人の半数以上は、購入や利用に意欲的という結果が発表されており、未だ雑誌広告の効果が高いことがわかります。

引用:第6回 雑誌広告効果測定調査「M-VALUE(エム・バリュー)」リリース|一般社団法人 日本雑誌協会

2. 雑誌広告の種類

雑誌広告の種類は主に3つあり、それぞれ特徴や読者に与える印象が異なります。雑誌広告の種類を把握し、自社ターゲットに印象の良い広告出稿を検討しましょう。

雑誌広告の種類

  1. 純広告
  2. 記事広告・タイアップ広告
  3. 連合広告

(1)純広告

純広告とは雑誌の表紙裏や裏表紙などに掲出される広告を意味します。雑誌を捲るたびに目に入る箇所に広告を掲載できるため、読者への視認性が高いのが特徴です。また純広告スペースはかなり大きくとられているため、目立ちやすく自社製品やサービスを効率よくアピールできます。

(2)記事広告・タイアップ広告

記事広告・タイアップ広告とは、雑誌編集部とタイアップして自社が宣伝して欲しいサービスや製品について、紹介記事を書いてもらう広告です。雑誌読者のニーズを理解しているライターが紹介記事を書くため、読者からの信頼性も高く読み飛ばされにくいのが特徴です。

また自社商品や製品の体験レビューなど、商品の内容を詳細に伝える記事を書いてもらえるため、読者に対して自社製品や商品を利用するベネフィットを伝えられます。人気モデルやインフルエンサーのお気に入りアイテムやサービスとして、紹介してもらう形式でのタイアップ展開も可能です。

(3)連合広告

連合広告とは雑誌の特集記事に対して、複数の会社が広告を出すことです。例えば、女性向け雑誌でコスメ特集では複数社のコスメや美容アイテムを取り上げ、比較して紹介しています。このような特集記事に商品情報が複数載っていますが、これが連合広告です。

単体の広告ではありませんが、雑誌読者が特集記事の中で自分が気に入りそうな製品やサービスを比較しながら探せるため、能動的に自社サービスや製品を選んでもらえる可能性があります。また特集記事を読む読者は「気に入った製品を買おう」と考えている人が多いため、自社製品やサービスの利用にも結びつきやすいです。

3. 雑誌広告のメリット3つ

雑誌への広告掲出を検討している方は、今から紹介する3つのメリットと後述のデメリットを比較し、自社ターゲットへのリーチが可能か検討しましょう。

雑誌広告のメリット3つ

  1. 特定のターゲットに訴求できる
  2. 雑誌を読み返す時に広告を再度見てもらえる
  3. 信頼性の高い訴求ができる

メリット1. 特定のターゲットに訴求できる

雑誌広告は特定のターゲットに訴求しやすい点がメリットです。各雑誌には想定ターゲットが決まっているため、自社ターゲットに近い雑誌を選べば効果的にターゲットへリーチできます

例えば、エイジング系の美容コスメを販売している会社であれば女性誌の中で、エイジング世代である30〜50代女性が愛読する雑誌へ広告を掲出すれば、ターゲットへリーチしやすいでしょう。

自社製品やサービスに興味関心がある層を絞り込み、雑誌広告を活用しましょう。

メリット2. 雑誌を読み返す時に広告を再度見てもらえる

雑誌広告の愛読者は何度も同じ雑誌を読み返すこともあり、その度に広告を反復してみてもらえます。人は何度も目にしたものを記憶しやすいため、仮にその場で購買につながらなくても、その商品やサービスが必要となったタイミングで「あの広告で読んだ商品を使ってみようかな」と考える可能性があります。

また仮に一度読み飛ばされても、読み返した際に広告を認識してもらえる可能性もあるでしょう。

メリット3. 信頼性の高い訴求ができる

雑誌広告を掲出することで、信頼性の高い訴求ができる点もメリットです。紙媒体の雑誌や新聞は、読者からの信頼性が非常に高いことが、総務省の調査でも発表されています。

引用:総務省「ICT基盤・サービスの高度化に伴う利用者意識の変化等に関する調査研究」

つまり読者にとって信頼性のある雑誌が掲載を許可した広告は、自動的に信頼に値する情報であると認識されます。

4. 雑誌広告のデメリット3つ

雑誌広告はターゲティングのしやすさと反復性、また信頼されるメディアである点においては優秀ですが、当然デメリットもあります。雑誌広告の欠点についても把握し、自社で雑誌広告が有益な手段か判断しましょう。

雑誌広告のデメリット3つ

  1. 広告審査が厳しい
  2. リードタイムが長い
  3. 効果測定が難しい

(1)広告審査が厳しい

雑誌広告は広告に使用する色や内容について、厳しい審査が行われます。審査が厳しいのは雑誌の信頼性の担保になるのですが、万が一出版社から雑誌イメージと合わないと判断されると、掲出ができません

審査内容について不安があるなら、信頼できる広告プランナーと相談して掲出先の雑誌や審査対策をしてもらうと良いでしょう。

(2)リードタイムが長い

雑誌広告はリードタイムが長く、掲出までに時間がかかります。審査を終えてもその後記事の作成や印刷が必要だからです。例えば、記事広告を掲出する場合は数ヶ月前から編集部と打ち合わせを行い、出版されるのが何ヶ月も経ってからということも多いです。

リードタイムが気になる場合は、印刷などが不要なWeb広告を併用すると良いでしょう。雑誌広告と並行すれば、より多くの層へ訴求できる可能性があります。

(3)効果測定が難しい

雑誌広告は効果測定しにくい点がデメリットです。誌面を読んで購買に至ったとしても、ユーザー流入経路がわかりにくいため、効果がわかりにくいでしょう。

このデメリットを解決するには、広告にQRコードやクーポンをつけて、雑誌経由でサイトなどへアクセスした人を計測したり、自社サービスを利用した人を推定できます。効果測定しやすくなる方法は広告プランナーの力を借りて、広告内容に適したものを選びましょう。

5. 雑誌広告の掲出費用相場

雑誌広告の掲出費用は対象雑誌の発行部数によっても異なりますが、1件あたり50〜250万円程度が相場です。例えば、週刊文春への広告掲出はカラー1ページの広告で185万円、婦人公論の場合は同様の条件で140万円です。雑誌や広告の大きさ、使える色数でも費用が異なります。

また雑誌ジャンルによっても費用が違うため、広告プランナーと相談して適切な予算の雑誌を相談してください。

効果の高い雑誌広告掲出で自社製品やサービスをPRしましょう

デジタルが主流となった現代でも、紙媒体である雑誌の信頼性は高く信頼性のある広告掲出が可能です。愛読者へ複数回広告を見返してもらえる反復性の高さ、ターゲティングのしやすさなどメリットはたくさんあります。

ただ雑誌広告は審査の厳しさやリードタイムの長さ、効果測定のしにくさが難点。デメリットを補う広告展開も可能なので、広告プランナーと相談して自社製品やサービスのPRに活用しましょう。

また雑誌広告1本に絞らず、Web広告や屋外広告を併用するとさらに多くのユーザーへリーチできます。雑誌広告の他に屋外広告を検討されている方は、国内最大級の広告プラットフォームである『オーマッチ』にぜひお気軽にご相談ください。

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