「京都の河原町に出稿できる広告媒体はある?」
「具体的な費用や掲出場所を知りたい」
京都市・河原町への広告出稿を検討中の方で、このようにお悩みの方はいませんか?河原町エリアは地元住民・観光客で賑わう繁華街であり、高い広告効果が見込めるスポットでもあります。
この記事では、河原町に出稿できる広告について、おすすめの媒体を紹介します。具体的な掲出場所や費用も紹介するので、広告戦略を立てる際の参考にしてください。
1. 京都・河原町の基本データ
まず、河原町に関する基本的な情報を解説します。
河原町エリアは京都市内最大の繁華街であり、屋外広告条例が厳しい・京都駅からのアクセスが複雑、といった特徴があります。広告を出稿するにあたっては、こうした基本的な知識を頭に入れておきましょう。
(1)河原町は京都市内最大の繁華街
河原町は京都市内最大の繁華街で、四条通と河原町通りが交差する、四条河原町交差点を中心に広がるエリアです。有名な通りが複数あり、それぞれの通りが異なる雰囲気を備えているのが特徴となっています。
オフィスや飲食店が軒を連ねていますが、大型デパートが出店していることもあり、昼夜を問わず地元住民・観光客で賑わっています。
河原町は、清水・祇園エリア、京都駅エリアに次ぐ人気観光地でもあり、主に20代~40台の購買力の高い層が多く訪れています。(参照:観光客の動向等に係る調査 – 京都市観光協会)
(2)京都駅から河原町へのアクセス
河原町エリアは広いため、京都駅からのアクセス方法もさまざまです。最寄り駅は、阪急河原町駅、京阪祇園四条駅、市営地下鉄四条駅などが挙げられます。
具体的なアクセス方法としては、市営地下鉄京都駅から乗車し、市営地下鉄四条駅で下車、阪急烏丸駅にて乗り換えを行い、阪急河原町駅で下車する方法などがあります。
京都駅から直通の電車は通っていないため、途中駅から歩く人も多く、京都駅から徒歩20~30分ほどかけて行く人も多いです。
また、京都市内はバス交通網が発展しているため、地元住民・観光客のいずれもバスを利用する人も多くいます。
(3)京都市は屋外広告物条例が厳しい
河原町エリアを含む京都市は、全国でも特に厳しい屋外広告物条例が課せられています。(参照:屋外広告物条例・規則・告示及びガイドライン等 – 京都市情報館)
例えば、屋外広告に複数の色彩を含む場合、青と赤など彩度の高い色を組み合わせることが禁止されています。また、写真や絵画については、できる限り使用を避け、やむを得ずに使用する場合には原則として10㎡以下にとどめなければなりません。
その他にも、掲出場所や面積、意匠(デザイン)等にも厳しい条件が課せられているため、河原町へ広告を出稿する際には、必ず広告プランナーに相談しましょう。
2. 京阪祇園四条駅のおすすめ広告媒体
京阪祇園四条駅は、鴨川を挟んで位置する京阪電鉄の駅で、1日の乗降者数は41,245人となっています。(KEIHAN TRANSIT AD MENU – 京阪エージェンシー)
以下からは、京阪祇園四条駅に掲出できるおすすめの広告媒体を解説します。
- 字音市場インパクトデジタル
- 字音四条駅一般駅貼り
- 祇園パネル
(1)祇園四条インパクトデジタル
祇園四条駅の改札外に設置された、55インチ8面のデジタルサイネージ媒体です。祇園四条駅では唯一のサイネージ媒体であり、目立つ場所・目線の高さに掲出されるため、ユーザーに強いインパクトを与えることができます。
掲出に必要な費用は、3分ロール1枠15秒で、7日間80,000円、26週間520,000円、52週間832,000円となっています。
(2)祇園四条駅 一般駅貼り
祇園四条駅に掲出できる単貼りポスターです。比較的コストが低いため、短期間のキャンペーンなどにも活用されています。
掲出費用は、1週間あたり、B0・B1サイズ33,200円、B2サイズ6,000円となっています。
(3)祇園パネル
祇園パネルは、祇園四条駅のホームとコンコースを繋ぐ階段の壁面に掲出される、B0サイズ横向きのパネル媒体で、計6枚掲出されます。階段を通行する人に連続的に訴求できるため、抜群の訴求力を誇ります。
掲出に必要な費用は、1週間あたり、199,200円です。
3. 阪急河原町駅のおすすめ広告媒体
阪急河原町駅は、河原町エリアに最も近い阪急電鉄の駅で、2021年度の通年平均乗降者数は1日当たり48,950人となっています(駅別乗降人員 – 阪急電鉄)。
以下からは、阪急河原町に出稿できるおすすめの広告媒体を紹介します。
- 駅単貼ポスター
- 駅ポスターセット
(1)駅単貼ポスター
駅構内に掲出できるポスター媒体です。サイズにより費用が異なります。なお、引用画像は連貼セットです。
掲出費用は、1週間あたり、B0サイズで40,000円、B1サイズで20,000円、B2サイズで10,000円となっています。
(2)駅ポスターセット
駅改札外に連続して掲出できるポスターセットです。
掲出期間は1週間~、サイズはB1で、8枚ワンセットの掲出費用が100,000円となっています。掲出場所によりAセットとBセットがあり、双方を同時に購入すればジャック感も演出できます。
4. 地下鉄四条駅のおすすめ広告媒体
四条烏丸絵交差点付近に位置する京都市営地下鉄四条駅は、平均して1日あたり72,324人が利用しており、地下鉄全駅のなかでも京都駅に次いで2番目にユーザーが多い駅となっています。
以下からは、地下鉄四条駅に掲出できる広告媒体を紹介します。
- 四条駅フラッグ
- 四条駅デジタルサイネージ(よんからクロス)
- コトチカビジョン四条
- エスカレーター壁面連貼広告
- ホーム階B1×ジャック9広告
- ホーム稼働柵広告(ホームドアシート)
(1)四条駅フラッグ
引用:京都市交通広告協同組合
こちらの媒体は、コンコースの天井から大型のワイドフラッグを吊り下げるもので、往来の多い改札付近に掲出されるため、多くのリーチを期待できます。
1週間あたりの掲出費用は、北改札内西側天井(4枚掲出)および東側天井(3枚掲出)で330,000円、北改札外側東側天井(8枚掲出)で132,000円です。
(2)四条駅デジタルサイネージ(よんからクロス)
引用:京都市交通広告協同組合
こちらは京都エリア最大規模のデジタルサイネージ(60インチ×9面マルチビジョン)です。四条駅北改札前、阪急烏丸駅へ通じるメインコンコースに設置されており、通勤・通学客、観光客に広く訴求できます。
放映回数は、1ロール6分・1枠15秒(1週間契約のみ2枠)であり、掲出費用は1週間で110,000円、4週間で220,000円、1年で2,178,000円となっています。
(3)コトチカビジョン四条
引用:京都市交通広告協同組合
コトチカビジョン四条は、四条駅と阪急烏丸駅を結ぶコンコースに設置媒体で、70インチサイズのモニターが15面展開されています。
15面を一気に利用できるためジャック感もあり、通行人に強いインパクトを与えることが可能です。放映スケジュールは1ロール4分・1枠15秒で、掲出費用は1週間で220,000円、1年間で6,600,000円となっています。
(4)エスカレーター壁面 連貼広告
引用:京都市交通広告協同組合
こちらは、エスカレーター横の壁面にB0サイズのポスターを10枚掲出できるプランです。エスカレーターの動きに合わせて掲出できるため、ストーリー性のある演出も可能となっています。
掲出費用は、1週間あたり330,000円です。
(5)ホーム階 B1×ジャック9広告
引用:京都市交通広告協同組合
こちらの媒体は、四条駅ホーム上の柱にB1サイズのポスターを9枚掲出できるセットで、上り線・下り線どちらからも高い視認性があります。連貼りによって、ジャック感とインパクトある訴求が可能です。
掲出に必要な費用は、1週間あたり110,000円となっています。
(6)ホーム可動柵広告(ホームドアシート)
引用:京都市交通広告協同組合
四条駅のホームドアに貼付される媒体です。ホームドアシートには、乗客・通行人の視線が自然と注がれるため、高い広告接触率を期待できます。
媒体名 | 面数 | 掲出費用/1ヶ月 | サイズ(mm) |
---|---|---|---|
扉間小型シート 竹田方面行き | 10枚1組 | 396,000円 | 916.5×650 |
扉間小型シート 国際会館方面行き | 10枚1組 | 316,800円 | 916.5×650 |
連結部大型シート 竹田方面行き | 1枚 | 138,600円 | 916.5×2,370 |
連結部大型シート 国際会館方面行き | 1枚 | 110,880円 | 916.5×2,370 |
5. 京都・河原町周辺のおすすめデジタルサイネージ広告
河原町では、特に通行量の多いスポットに設置されたデジタルサイネージ媒体もあります。以下からは、特におすすめの媒体を紹介します。
- 地下鉄京都市役所前駅
- 河原町通りサイネージ
(1)地下鉄京都市役所前駅
引用:コダマ製作所
こちらは、市営地下鉄市役所前駅の改札横に設置されたデジタルサイネージです。
京都の地産木であるみやこ杣木を使用したデザインが印象的で、通行人の目を引き付けます。
掲出費用は、1ロール2分半・1枠15秒で、1ヶ月77,000円、1年間792,000円となっています。
(2)河原町通りサイネージ
引用:河原町オーパ
こちらは、商業施設の1階壁面に設置されたデジタルサイネージです。河原町通り(府道32号線)に面しており、バス停が目の前にあるため、多くのリーチが期待できます。
使用料は、1ロール15分・1枠15秒で、1ヶ月36,000円です。
6. 京都市営バスのおすすめ広告媒体
河原町へ交通広告を出稿する場合には、バス広告の活用もおすすめです。
京都市における交通手段分担率をみると、バスが約6.6%・鉄道20.9%となっており、バス利用者の割合は無視できないものとなっています。(参照:交通手段分担率・市街地への車両の流出入状況の推移 – 内閣府)
以下からは、河原町エリアを走行するバスに掲出できるおすすめの広告媒体を紹介します。
- 車内B3広告
- ランドスケープ広告
- 車両後部(帯後板)
(1)車内B3広告
引用:京都市交通広告共同組合
サイズはB3、掲出枚数は900枚で、掲出費用は4日間356,400円、7日間623,700円、1ヶ月間935,000円です。
(2)ランドスケープ広告
引用:京都市交通広告共同組合
運転席後方上部、「次とまります」の表示板と一体となった媒体であり、営業所指定ができるため、地域性をもたせた訴求が可能です。
掲出費用は、1ヶ月あたり3,300円となっています。
(3)車内後部(帯後板)
引用:京都市交通広告共同組合
車両後部に掲出できる帯状の広告で、歩行者やドライバーに訴求できます。
掲出費用は、1ヶ月あたり5,500円です。
京都・河原町への広告出稿はプロの広告プランナーに相談しよう
今回は、京都市河原町に掲出できる広告媒体について解説しました。河原町エリアは、京都市内でも有数の繁華街であり、広告掲出により多くのリーチ数獲得を期待できます。
河原町エリアは広告条例が厳しいため、基本的には駅構内や電車・バス車内への広告出稿がおすすめです。
しかし、掲出場所・時期の選定、広告条例への対応など注意すべきポイントが多いため、無理に自力で調査をするのではなく、広告プランナーに相談しながら慎重に進めましょう。
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